東京のこと

買い物の用事が三つ、その他に一つ別の用事があって新宿に出かけた。一つずつ用事を済ませて次の場所に移動しながら「ああ、やっと、東京に慣れたんだな」と感じた。来たばかりの頃、新宿を一人で歩くのは本当に大変でいつも帰宅後は寝込んでいた。

私は四年前、結婚と同時に東京に来た。それまでは産まれも育ちもずっと福岡。自分の適応力が低いということにその時気が付いた。どこに何があるかわからない。いつも外で迷う。知っている人はほとんどいない。少し外に出るだけでぐっと疲れていた。

今は旅行から東京に戻った時、ほっとできるようになった。私が18歳の時、東京の大学に入ったに友だちがくれた手紙に「福岡は明るくて安心できるところだけど、東京は傷付いた人が寄り添って生きていけるようなところが好き」と書いてあったことをたまに思い出す。さすがに私は今32歳で、いつも傷付いた心を抱えているわけではないけれど、彼女の言いたいことはなんとなく分かる。東京は色んな生き方をしている人がたくさんいる。そして色んな生き方ができる自由がある。自由の厳しさもあるけれど。

新宿の伊勢丹を出て路地裏の不思議なお店が並ぶ道を歩きながら、来たばかりの頃のことを思い出していた。新宿は好きです。

ベーグルの旅 そして寄り道の餃子

前回「ベーグルの旅」というタイトルをつけたこと少し後悔している。旅だと帰ってからじゃないと次出かけられないから。ベーグルの旅は結構長い旅になりそう。

 まあそんな話はどうでも良いとして、ベーグルについて色々調べてみたら失敗の理由がいくつか見えてきたので、気をつけながらもう一度作ってみた。

ちょっとベーグルっぽくなってきたような…。

味はむーっちりしている。なんだかすごくむっちり…。ていうかベーグルの味の正解をあまり知らないのかも(!)。 近所のベーグルやさんに近々行ってみようと思っています。

 

ところで、ベーグルの固い生地を捏ねながら思い出したことがある。それは餃子の皮!すごく似ている。この水分の量や固さ…。

というわけで思い出したついでに久しぶりに皮から餃子を作ってみました。

 

餃子って皮から作ると半日仕事なのでレジャーやパーティー以外で作るのはよほどの暇人か物好きだろう…と思いながら、つまりはヒーヒー言いながら捏ねて伸ばして包んだ。まあ私は暇人かつ物好きだしね。

個数にもよると思うんだけど、全作業を一人でやるとだいたい4~5時間くらいだった。時間だけで言うとたいしたことないのかもしれないんだけど、力がいるのでへとへとでした。

 

 …にもかかわらず!なんと焼きに失敗をしてしまい、半分くらいが真っ黒に。この量を作るのにどれだけの手間と時間を費やしたと思ってるの…私はごみ生成機か…。

と・落ち込んだのが昨日の出来事で、根性を出して今日もう一度リベンジしました。上の写真は今日の焼き餃子です。

いつも強力粉で作るのだけど今日は薄力粉でやってみました。やっぱり私は強力粉の方が好きです。肉野菜とキムチと海老の三種類作ったんだけど、海老が一番おいしかった。

そんなこんなで腕がひどい筋肉痛です。やれやれ。

ベーグルの旅

ホシノ天然酵母をせっかく起こしたので、ベーグルを焼いてみた。すると成形がうまくいかず悔しかったのですぐ作り直した。

すると今度は発酵が足りず、変なドーナツみたいなパンに…。(しかもひとつは食べかけ…)

 

それで、次の日にまたリベンジをした。

そしたら表面がぶつぶつに…。

 

一回につきそれぞれ6個焼いたので、計18個の(失敗の)ベーグルを一人で食べています。もう少し減ったらまた挑戦してみます。次はインスタントドライイーストで試してみようと思っている。

 

ところで私、テーブルにお菓子を置きっぱなしてお腹がすいたときにちょいちょいつまんでいる。

スーパーで買ってきたふつうのお菓子。

でも、最近お腹がすいたら失敗したパンを少しずつちぎって食べているのでこのお菓子が減らない。お菓子食べ過ぎだったので良いことなのかも…。

ホシノ天然酵母の食パン

一昨日買ったホシノ天然酵母の種が昨日できた。それで昨日は寝る前にパン生地を仕込み、今日朝から焼いてみた。

とってもよく膨らんだ

 天然酵母のパンは発酵に時間がかかる。一日仕事と思った方が良いね。長い時間をかけて作る分、長い時間楽しめるとも言えます。私は食べるためというより作るのが楽しくてやっているので、これは良いかもしれない。

 
さて、それで味なのだけどとってもおいしい。でも天然酵母だからなのか、レシピが違うからなのか、発酵をゆっくりさせたからなのかわからない。
 
私は昔から流行にも新しいものにもあまり関心がなく、興味の範囲がすごく狭いので、自分は好奇心の無いタイプだと思っていた。だけど最近、同じようなパンを作り続けているときに(もしやこれが私の好奇心なのかも…)と気が付いた。
同じことを繰り返しやって、少しずつ積み重なっていくことがわりに好きなのかもしれない。ピアノもそうだしバレエ(というかまだ柔軟だけど)もそうだし、好きなことはだいたいそういう種類のもののような気がする。

くるみパンを作る、そしてホシノ天然酵母を買ってみた

バターロールの生地にくるみをたくさん入れてくるみパンを焼いてみた。

パン教室に行ったときに先生が「具は出来上がりのイメージよりも少し多めに入れると良いです、生地が膨らむから」と言っててなるほどそうだよね…と、前回よりちょっと多めに入れてみた。200グラムの粉に対して90グラムのくるみ。かなりリッチ、でも食べごたえがあっておいしかった。

 

今日はホシノ天然酵母を買ってみた。

さっきのをぬるま湯と合わせて24時間~48時間かけて熟成させる。

パン教室の先生は部屋で温度を調整しながら作ると言っていたんだけど、私のパン焼き機に天然酵母を育てる機能がついていたので、正解の状態を知るためにもまずはこれで作ってみることにした。

これが7時間たった状態。はじめの様子も写真撮っておけばよかったね。

このホシノの種で作るとイーストで膨らませた時とはまた違う味わいになるらしい。おいしいと言っている人が多いので楽しみです。 

パンはもこもこ膨れるので生き物を育てているような気持ちになる。なんだかかわいい。まあ焼いて殺しちゃうんだけど…。食べるし…。

 

きょうの食パン

食パン。今日は分割せずに焼いてみました。

 

今日のレシピ、つやっとした食パンになった。

味もバランスが良くてなかなか気に入りました。

 
 
食べなければならないパンがたまってきました…。
 

パン教室に行った

今日は初めてパン教室に行きました。

そこは知ってる方の奥様がなさっている教室で、パンに興味を持っていると話していたら声をかけてくださったのでした。
先生は有名なパン屋さんで10年ほど修行なさっていた方。私はただただ「やったーパンが習える!」と思って行ったのだけど、すごく内容の良い教室で感動しました。
 
パンフレットから希望のパンを2種類選んで作ります。こんなパンが家で焼けたらどんなに良いだろうと思うパンばかり。夢が広がります。
パンは粉から計量し、発酵を経て焼くまでの工程を全部行います。先生にお手本を見せていただきながら作るんだけど、さすが10年もお店で大量のパンを作ってきた先生の手つきは鮮やかです。かっこいい…。本などではわからないタイミングやコツをたくさん教えていただきました。
 
パンを発酵させている間にスープを一種類を作り、焼きあがったパンとともに試食をして、残ったパンは持ち帰り。知ってる方の教室だからというきっかけで行ってみたものの、こんなに内容が良い教室そうないのではなかろうか。レシピも素晴らしいし、2種類も習えて、計量から捏ねなどの工程全部をやって、スープもついていて、持ち帰りあり、パン屋さんで修業をしてこられた先生に習える、しかもレッスン費用は3000円です。

今日習ったパン

バゲット。先生の入れたクープ(切れ目)が美しく感動しました。

 

家で何度か復習をしてみよう。
興味がある方は是非。私もまた絶対行きます。
 
ベンチタイムパン教室